ママの心が癒されれば子供の心も癒される

ママの心の癒しをテーマに自分の学びを共有します(^^♪

子供からいじめについて話しを聴くスキルー実践編②

②内容を整理するための対義語 何か言いたいことがあるのだけど、うまく表現できない・・・子供にはよくあることです。まだ語彙が未熟なので、大人が上手にフォローをしてあげる必要があります。 子供の話が、同じところでぐるぐる回っているなと感じたら、話…

子供からいじめについて話しを聴くスキル 聴き分けスキルー実践編①

前回、前提として「受け入れる」ことをお伝えしました。 今日から、実践編です。 ①根拠と意見を聴き分ける 子供は、感情を先に吐き出すことが多いと思います。 ・「嫌だった」 ・「嫌い」 ・「つらかった」 ・「頭にくる」 ・「むかつく」 等々。 これは、「…

子供からいじめについて話しを聴くスキルー聴き分けるスキル

いったいどんなことがあったのか、「聴き切る」スキルについてご紹介しました。 聴き切るためには、「聴き分ける」ことが大事になります。 聴き分けるとは、「聴いて」違いを「区別」することです。 ・根拠、意見 「今日は学校いやだった」「〇〇ちゃんは、…

子供からいじめなど学校で起こっていることを聞き出す方法 聴き切るスキル①

「子育てにも大事な傾聴」として、しばらく傾聴について書いてきました。 傾聴の習慣ができて、子供と信頼関係を築いていることはとても大事で、信頼関係があればこそ、子供は親にいじめなど、学校で困っていることを相談してくれるのですね。 時々、良い子…

子育てにも大事な「傾聴」12 傾聴はすぐ実践できる

これまで「傾聴」についていろいろとご紹介させていただきました。 傾聴は、いつでもどこでも実践できますので、ぜひ、心がけていっていただけたら親子関係がぐっと変わると思います。 さて、いつでもどこでもできる「傾聴」ですが、発展段階があります。 発…

子育てにも大事な「傾聴」11 相手は主体的に行っている事柄は?

傾聴をしていると、時折、話し手が主たる問題を認識していないことがあります。 聴き手が、「主たる問題はここにあるな」と考えているところと別の話をえんえんとすることもあります。 そういう場合も、とりあえず主たる問題は一度おいておいて、結論を急が…

子育てにも大事な「傾聴」10 相手ができる範囲を明確にする

いじめ問題について、こちらをリライトいたしました。 この中で「傾聴」について触れています。 allabout.co.jp このブログは、この記事の補完として、「傾聴」についてより詳しく書いています。 本日は、傾聴シリーズ10回目です。 それでは、おつきあいくだ…

子育てにも大事な「傾聴」9 話し手が最も大事だと思っている問題に注視

傾聴の目的は、あくまでも「問題を解決する糸口を自らみつけてもらうこと」です。 それを見つけるには、会話の中で話し手が「一番問題だ!」と思っている内容に注視しましょう。 相手は、「その問題についてどう考えているのか」を丁寧に聞くことが大事です…

子育てにも大事な「傾聴」8 相手が話したがらないときは?

会話をしている中で、話し手が時に話に詰まり、沈黙したり、取り乱してしまったりするケースがあります。 沈黙してしまうときは、まず、それをも受け入れる気持ちで相手の様子をじっくりと落ち着いて観察することが大事です。 ・考え中なのか ・不安なのか …

子育てにも大事な「傾聴」7 反復と話しを促し問題を探る

ここから、少し相手の問題解決にアプローチをします。 といっても、問題解決をするのは本人なので、あくまでも本人に気づいてもらうための「傾聴」です。 悩みがあるということは、悩みを解決する糸口を見つけられていないと同じことです。 ですから ・これ…

子育てにも大事な「傾聴」6 パラフレーズの原則

前回は、「相手の気持ちを繰り返す」というスキルをご紹介しました。 今回は「パラフレーズ」というスキルです。 これは、言い換えともいえます。 相手の話に出てきた出来事、フレーズ、気持ちなどを別の言葉で言いかえるスキルです。 例えば ・「今朝、うっ…

子育てにも大事な「傾聴」5 相手の気持ちを繰り返す

「傾聴」について、まず大事なのは相手の気持ちに評価や好き・嫌いといった判断を加えることは絶対に避けるというのが前提でした。 次に、こちらはスキルの一つですが。 「相手の話からくみ取った気持ちを必ず口に出して反復し、相手に返す」 というものがあ…

子育てにも大事な「傾聴」4 相手の気持ちを汲み取る

共感するためには、相手を理解することが大事ですね。 傾聴で一番大事なのは、相手の話、声、表情、しぐさ、などから、相手が今、どのような精神状態や気持ちでいるかをくみ取ります。 相手の気持ちが喜怒哀楽といったシンプルな感情のフィールドだけでなく …

子育てにも大事な「傾聴」3 ロジャーズの3原則

傾聴というスキルは、アメリカの心理学者でカウンセリングの大家であるカール・ロジャーズによって提唱されました。カール・ロジャーズは「積極的傾聴」を提唱し、自らのカウンセリング事例を分析して、以下の3原則を掲げました。 自己一致 (congrence): 話…

子育てにも大事な「傾聴」2

「傾聴」とは「耳」と「目」と「心」で相手を理解すること、ということをお伝えいたしました。 今回は、少し具体的な内容を。 まず、傾聴の目的は ・人間関係を構築する ・相手の自己肯定感を高める ことにあります。 「いじめ」が起きたときに子供自身が「…

子育てにも大事な「傾聴」1

こちらは all aboutで担当しているいじめ問題について取り上げた内容を、より詳しく説明するために書かせていただいています。 allabout.co.jp こちらで、まず子供はいじめの経験を話したがらないという内容を書きました。 allabout.co.jp また、子供がいじ…

これっていじめ? いじめの兆候

All aboutの記事をリライトしました。 allabout.co.jp これからすこし、この記事の補足として子供とのコミュニケーションの取り方について書きますね。 よろしくお願いいたします。

親のニーズと子供のニーズが対立した場合

親のニーズと子供のニーズが対立する場合はよくあると思います。 ギノット先生の教室に通っていたネルは、息子のケネスが子犬を飼ってほしいとねだりますが、ネルには動物アレルギーがありました。 一人でいることの多い息子のためにネルは犬を飼ってあげた…

親の機嫌で子供を振り回さない

子供の機嫌に親が振り回されないことは大事です。 同時に、親の機嫌で子供を振り回さないことも大事です。 振り回さないために、自分の気持ちを子供に伝えることが大事なのですね。 例えば、親族で不幸があったり、仕事でトラブルがあったりしたら、 「今、…

子供の機嫌に引きずられない

親が自分の心を大事にすることについて、ギノット先生の子育て講座で学びました。 もう一つ大事なこととして、子供の要求に振り回されないことと同時に期限に引きずられないことがあります。 子供たちは、まだ、人生経験が浅いので、様々なことで不機嫌にな…

自分の心を大事にすることと「わがまま」の境界線

昨日は、親は家族の要なので、親が自分の心を大事にすることは、結局家族を守ることになると書きました。 「自分の心を大事にする」ということはとても大切なことなのですが、ともすると「わがまま」と勘違いされます。 虐待している親は、自分の心のままに…

親が自分の心にを大事にすることは、結局は家族のためになる

親が我慢をすると… 子供が何かを要求する ↓ 母親が自分の気持ちを無視して要求にこたえる ↓ いやな気持がうずきだして、それが表に出る ↓ 誰かが傷つく ↓ 家族みんなが嫌な思いをする この循環、心当たりがあります。 思い出すのは、私が初めての道を運転し…

親が自分の気持ちを大事にすることは悪いことではない

ギノット先生の言葉に以下のような言葉があります。 親は自分の限界を尊重すべきだ。 親は今より少し優しくなれるだけで、ものすごく優しくなれるわけではない。 その時の自分の本当の気持ちを受け入れることが大切だ。 子供たちには正直に接するのがいちば…

自分の気持ちを大事にすることは悪いことではない

大変遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。 さっそくですが、ブログのタイトルを変えました。 このブログで発信していきたいメッセージを明確にしようと思います。 「親の心が癒されれば子供の心も癒さ…

親が自分の気持ちに気づいたら 2

前回、「運転が嫌いだけど娘の送り迎えをするロスリン」のお話を紹介しました。 mary-mary-mary.hatenablog.com 私も運転が嫌い・・・というか苦手だったので子供たいの送迎は本当に苦痛だったのです。(千葉に引っ越してから、車なしで子育ては無理だなと思…

親が自分の気持ちに気づいたら

とても久しぶりの更新になりました。 この間、私自身もいろいろなことを学びました。 全寮制の学校に通っている娘の心に寄り添って、あらゆる方面に働きかけてみました。 娘から、相談を持ち掛けられたときに頭から、「よい」「悪い」の判断を押し付けず、と…

学校ってなんだろう 学事出版様より

以前、ソクラテスのたまごさんに寄稿した内容が書籍化されることとなりました。 ソクラテスのたまごの学校ってなんだろうという特集を、学校の先生が読まれる本を数多く出版されている学事出版さまがまとめてくださいました。 簡単には答えが出ない問題だか…

自分の気持ちを見つめるって・・・。

自分の気持ち、心を見つめるって、割と難しいことですよね。 リーは、こんな風に言っています。 私は、今までふたをしてきた自分の気持ちをじっと観察するのがうまくなった。それは、どこか苦しく、反射的にわいてくる気持ちで、それを感じるのは、即答でき…

うしろめたさを感じずに子供の頼みを断れる母親

親がとても疲れているときに、子供の頼みを断れるかー ギノット先生のレッスンを受けているロスリンは、とても疲れていたのに前の晩よく寝たので、疲れているはずがないと思い込んで子供たちにスケートに連れて行ってとたのまれたときに頑張って出かけたそう…

本当の気持ちに気づいていなかったために

親は自分の限界を尊重すべきだ 親は今夜少しやさしくなれるだけで、ものすごく優しくなれるわけではない そのときの自分の本当の気持ちを受け入れることが大切だ 子供たちには正直に接するのが一番良い これは、ギノット先生の言葉です。 自分の本当の気持ち…