問題が難しいとやりたがらない子=「こちことマインドセット」
難しい問題ほど目を輝かせる子=「しなやかマインドセット」
マインドセットで、成果がかわる!
能力や才能は生まれつきではない!
「しなやかマインドセット」の人を広げたい教育研究家のMaryです。
さて、今日は、偉人中の偉人、トマス・エジソンについてご紹介します。
エジソンというと、小学校を1年で中退させられた、常人ではない「天才」だと世の中では考えられています。
はたして、そうなのでしょうか?
エジソンの有名な言葉に「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」という言葉があります。
私は、これは99%努力した人にこそ、1%のひらめきが訪れることだと思っています。
実際のエジソンについての記録を調べてみると、彼は白熱電球の発明のために、熟練科学者を含めた助手を30人も擁し、企業が資本提供する最新技術の実験室で24時間通して研究を続けているのが常だったとあります。
そして、ある日突然成功を手にしたわけではありません。
白熱電球の発明は、素晴らしいアイディアがひらめく瞬間の象徴となりましたが、実際には発明瞬間の「瞬間」などは存在せず、白熱電球は単一の発明ではなく、多数の発明を組み合わせてできあがったもので、その一つひとつが化学者、数学者、物理学者、技師、ガラス吹き職人たちの努力のたまものであったのです。
エジソンについて、入手できる限りの資料を精査した伝記作家のポール・イスラエルによりますと、トム(トマスエジソンの子供の頃の愛称)は、確かに天才的な発明をしましたが、最初からずば抜けた天才ではありませんでした。
実験や機械が並外れて好きな子ではありましたが、メカいじりなら当時の中西部の少年は誰でもやっていました。
トムを最終的にその他大勢から引き離したものーそれは並外れたマインドセットと意欲だったのです。
同世代の若者たちがみな就職してしまった後もずっと、列車に乗って町から町へと移動しながら、電信についてとことん学んでいきました。
実験の失敗も何度となくしました。
あの有名な「私は失敗したことがない。ただ、1万通りのうまくいかない方法を発見しただけだ」といった発言でもわかるように並外れた情熱の持ち主だったのです。
これこそ、「しなやかマインドセット」をエジソンが持っていたということが分かる逸話ではないでしょうか?
他にも書きの書籍の中には、ダーウィンやモーツァルトといった偉人の考え方も紹介されています。
「しなやかマインドセット」で必ず夢をつかんでいきましょう。