問題が難しいとやりたがらない子=「こちことマインドセット」
難しい問題ほど目を輝かせる子=「しなやかマインドセット」
マインドセットで、成果がかわる!
能力や才能は生まれつきではない!
「しなやかマインドセット」の人を広げたい教育研究家のMaryです。
今日は、今話題になっている藤井聡太八冠から学びたいと思います。
まずは、この記事をお読みください。
「将棋のルールを最初に指した相手は祖母でした」「負けて悔し泣きをしていたら、母はただ黙って僕を連れ帰っていました」藤井聡太が「自分自身で行動するように育てられた」と語る意味(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
藤井八冠は、その穏やかな風貌とは別に「負けず嫌い」で知られています。
この記事にもありますが、小学校2年生のときに、谷川浩次棋士に指導対局をしてもらって、負けた後、悔しくて号泣したとあります。
ここから、この悔しさをどう考えるかについては、後述したいと思いますが、
家族の対応がとても学べると思います。
号泣している小学生の藤井八冠を、ただ黙って見守るご両親の姿。
励ますわけでもなく、美味しいお菓子をかってあげるわけでもなく、ただ見守る。
それに対し、対談者の丹羽氏は、こういっています。
何十回と号泣されても、大人が落ち着いて見守っていれば、そのうち子どもは自分で自分の感情に折り合いをつけ、解決するようになります。そういう積み重ねが、心の強さを育むためにはきっと大事なんですね。
信じて見守る。
これに尽きると思います。
大事なのは「信じて」ですね。
そして、そういう中で気持ちを育てていった藤井八冠は、負けた対局に対して、
負けた将棋を振り返ると、必ず自分がどこかで悪手を指して間違えていることが、比較的はっきりとわかります。将棋の勝ち負けには、そこまでの指し手の結果がすべて反映されているんです。だからそれを反省して、次に向けての糧にしようという気持ちのほうが強くなっていきました。
とおっしゃっています。
そういう気持ちの方が強くなっていったーのです。
最初から「しなやかマインド」だったわけではなさそうですが、周囲の「信じて見守る」ことによって、しなやかマインドが育っていったのかもしれませんね。
その形勢の均衡が崩れた局面は、どうして崩れたのか、その要因を考えます。それを言語化することで、他の局面に応用できるようになるからです。一局一局のなかでも、そういったポイントを重点的に振り返るようにしています。
失敗からも「教訓」を得るしなやかマインドセット、大人にできることをこれからも考えていきたいです。