ママの心が癒されれば子供の心も癒される

ママの心の癒しをテーマに自分の学びを共有します(^^♪

自己洞察力=正しく見ることができるためには?

・自分の能力は石板に刻まれたように固定的で変わらないと信じている人ー「こちこちマインドセット

・能力は、人間の努力次第で伸ばすことができると信じている人ー「しなやかマインドセット

 

について、考え、「やればできる!」という「しなやかマインドセット」の人を増やしたいという願いを込めているブログですが、今回は、「能力を伸ばす」ためのスタート地点、自己洞察力について考えてみたいと思います。

 

目標を持とうーというときに、Think Bigはよいことだと思って、「アインシュタインやベートーベンにようになろう」と考えることはあるかもしれません。

 

そのために、物理学を得意にするためには、とか毎日音楽を聴いて、楽譜を読もうという地道な努力に結び付けられる人が「しなやかマインドセット」の人ですが、「こちこちマインドセット」の人は、大きな夢を描くだけで何の努力もしません。

 

この違いはどこにあるのでしょうか?

 

それは、まずスタート地点、現状の「自己洞察力」にとらえ方の違いです。

 

「しなやかマインドセット」の人は、能力を伸ばすことができると信じているので、現時点の能力の情報が不本意なものであっても、ありのままに受け入れることができます。勉強の場面では、効果的な学習をするためには現状の自己分析をしっかりする必要性を認識しているわけです。

 

一方、「こちこちマインドセット」の人は、能力は伸ばしようがないと思っているので、評価や自己分析を行うと自分の能力が値踏みされているととらえるので、どうしても受け止め方がゆがんでしまいます。都合の悪いことは理由をつけて無視し、いつの間にか本当の自分を見失ってしまうわけです。

 

「やればできる!の研究」の中で紹介されている事例として、

ダーウィントルストイも幼少時には周囲から凡庸な子だと思われていた。

・ベン・ホーガン(プロゴルファー)も子供のころは運動神経が鈍くてまるでさまにならなかった。

・シンディー・ジャーマン(20世紀を代表するアーティストと言われている写真家)も初めて受けた写真の授業で単位を落としている。

・大女優のジェラルディン・ペイジでさえ、君には才能がないから女優の道はあきらめなさいと諭されて経験がある。

ことが紹介されています。

 

また、私は、三大富豪と言われている

・ロックフェラー

アンドリュー・カーネギー

・フォード

の生涯を研究したことがありますが、最初から才能を開花させていたわけではありませんし、何度も逆境を乗り越え、乗り越え、その都度、智慧を磨いてきたということを経験しています。

 

ですから、本当に目標を達成して、幸福な人生を送るために「しなやかマインドセット」にマインドをセットする人が増えたら、世の中はもっときらきらと美しくなるのではないか、と私は考えています。

 

「しなやかマインドセット」の人が増えますように。