問題が難しいとやりたがらない子=「こちことマインドセット」
難しい問題ほど目を輝かせる子=「しなやかマインドセット」
マインドセットで、成果がかわる!
能力や才能は生まれつきではない!
お久しぶりのブログです。
プロフィールにありますように私の人生のテーマは「教育」と「英語」です。
英語は異文化を知るため、コミュニケーションのためにとても役立つものだと考えています。2023年は、自分の英語人生の井戸をもう一つ掘るために英語関係に時間を費やしました。英語講師、翻訳者、英語学習アドバイザーの経験を生かすために「英語コーチ」の勉強をしていました。一段落つきましたので、こちらの教育系のブログを再開しようと思います。
英語にご興味がある方はこちらをご覧ください。
リアルで使える英語のためのTOEIC 英語で夢を叶えよう! (ameblo.jp)
さて、私も昨年一つのチャレンジをしたわけですが、チャレンジをすると必ず「成功」または「失敗」という結果が出ます。
こちらでお伝えしている
「こちこちマインド」の人と「しなやかマインド」の人では、「失敗」に対するとらえ方が異なります。
自分の能力は石板に刻まれたように固定的で変わらないと信じている人ー「こちこちマインドセット」の人は、自分の能力を繰り返し証明せずにはいられません。
人間の基本的資質は、努力しだいで伸ばすことができるという信念を持っている人「しなやかマインドセット」の人は、経験を重視します。
才能は磨けば伸びるという信念が情熱を生み出すので、自分の能力を示すことや欠点を隠すことにエネルギーを費やさず、ぶつかり合う中で自分を成長させてくれる友人やパートナーを求めるのが、「しなやかマインドセット」の特徴です。
問題が難しいとやりたがらない子=「こちことマインドセット」
難しい問題ほど目を輝かせる子=「しなやかマインドセット」
の分岐点は、「失敗」に対するとらえ方です。
ぶつかり合う中で、自分を成長させてくれる友人やパートナーを選ぶ「しなやかマインドセット」タイプは、失敗すら「自分を成長させてくれるもの」ととらえることができます。
著名な社会学者ベンジャミン・バーバーがこう述べています。
「私は人間を弱者と強者、成功者と失敗者とには分けない・・・学ぼうとする人としない人とに分ける」
学ぼうとする人は「しなやかマインドセット」なのですが、学習意欲をつぶしてしまうマインドセットの発生要因はどこにあるでしょうか?
「こちこちマインドセット」は才能な生まれつきなものと信じている人です。
自分自身を評価する力が芽生えた途端に、チャレンジを恐れてしまうわけです。子供で言うと、学齢期に『自分は頭が悪いのではないか』とおじけづくようになってしまうのです。
ここで、親として子供たちを「こちこちマインドセット」ではなく「しなやかマインドセット」に持っていくために必要なことは何でしょうか?
それは・・・
・結果をほめる
のではなく
・努力をほめる
ような言葉がけをするように心がけることが大切なのです。
私の知り合いで、灘高から東大に進み、その後広告マンとしていわゆる一流企業で活躍している人がいます。その知人から聞いた話で心に残っていることがあります。
灘高といえば、秀才ばかりが集まる学校ですから、それまで優秀だった知人も学業で苦しみ「赤点」を取ってしまったことがあるそうです。
そのとき、知人のお父様は、一言「がんばったんだよね。お疲れ様」と彼に言葉をかけたそうです。「赤点」という結果ではなく、勉強した努力にフォーカスしたわけです。
その結果、信じられていると思った彼は、腐ることなく努力を続け、東大進学を果たし、夢の広告マンになったわけです。
子供が「赤点」をとってきたときに、
親が「結果だけをせめる」言葉や、赤点を取ったことに対して「体調が悪かったんだよね。」等、言い訳を認める言葉がけをしなかったことが、彼を「しなやかマインドセット」にしたのだと思います。
子供にこのような言葉がけをするには、親自身が「しなやかマインドセット」にしておく必要があります。
ママの心が癒されていれば、子供の心が癒されるということです。
今日はこちらの本からの学びを共有しました。
しなやかマインドセットの人が増えて、チャレンジする人が増えますように。