これまで「傾聴」についていろいろとご紹介させていただきました。
傾聴は、いつでもどこでも実践できますので、ぜひ、心がけていっていただけたら親子関係がぐっと変わると思います。
さて、いつでもどこでもできる「傾聴」ですが、発展段階があります。
発展段階についてまとめてみたいと思います。
①「知らないし、できない」
知らないことはできません。「傾聴」という言葉も知らなければ、聴くことだけで物事が変わるということを知らなければ、それなりにエネルギーを費やす傾聴をしようとは思いませんね。このブログを読んでくださっている方は、もう「知っている」段階です。
②「知っているけどできない」
人の話を聴くことは、やはりそれなりにエネルギーがいります。「傾聴」が大事なのはわかっているけれど、できない段階ですね。忙しい、結論が見えるのにじれったい・・・お気持ちはわかります。ただ、やはり人を育てるには『待つ』ことが大事なのです。
以前、『徳』というのは忍耐をしてこそ磨かれるというお話を聴いたことがあります。
ここは『徳』を磨くと思って、「やってみよう」とコミットしてみましょう。
③「意識するとできる」
意識するとできるのだけど「忘れてしまう」。わかります。
人はなかなか傾向が変わらないので、私もどちらかというと結論が見えてしまうのであれこれ口を出したくなってしまう方です。
でも、自分も他人も成長していくためのプロセスだと思って、忘れたらまた元に戻るの繰り返しで、「意識しなくてもできる」まで頑張ってみましょう。
④意識せずともできる
おめでとうございます!!!
これは、あなたが変わった証拠です。
私も今、これを目指しています。
「聴くことで世界が変わる」
と心にとめて「傾聴」マインドを養成していきましょう。