②内容を整理するための対義語
何か言いたいことがあるのだけど、うまく表現できない・・・子供にはよくあることです。まだ語彙が未熟なので、大人が上手にフォローをしてあげる必要があります。
子供の話が、同じところでぐるぐる回っているなと感じたら、話し整理するために対義語を提示して、多方面から聴いてあげましょう。
「困っていること・うまくいっていると思うこと」
「うまくいったこと・うまくいかなかったこと」
「得意なこと・苦手なこと」
「強み・弱み」
「自分はどう思った・相手はどう思った」
「理想・現実」
「つらかったこと・うれしかったこと」
などです。
常に両面から考える習慣をつけることで、視野も広がります。
いじめにあっていると、どうしても視野を広げるという場面が少なくなりますので、
視点を変えてあげることも必要です。
人間は一つのことしか考えられません。
常に「いじめ」のことを考えていると、子供にとっても毎日暗いスタンプを押していくことになります。
もちろん、現実は現実として大人は受け止めて解決にあたることが大事ですが、子供の心の状態を鑑みることも大事だと思います。