ギノット先生の言葉に以下のような言葉があります。
親は自分の限界を尊重すべきだ。
親は今より少し優しくなれるだけで、ものすごく優しくなれるわけではない。
その時の自分の本当の気持ちを受け入れることが大切だ。
子供たちには正直に接するのがいちばん良い。
親といえども聖人君子ではありません。
やはり、人生修行の途上にある一人の人間です。
ですから、未熟であることも当たり前、その未熟さを受け入れて、正直に子供たちに伝えることも大事なのではないかと思います。
そして、「よりよく」するためにどうしたらいいのかを、親子ともども考えていく、家庭を創造していくという観点で子供と接すると少し心が楽になりませんか?
私は、自分の未熟さを受け入れたときに、自分の母に対する「許し」ができて、自分の中の妙な完ぺき主義が抜けていく感覚がありました。
こちらの本の中でも寄稿させていただいたのですが、やはり何歳になっても『人生は一冊の問題集』なのです。
親子で〇〇ファミリーという作品を作り上げていく、一緒に人生の問題集を解いていくという心構えが大事なのではないかなと思わせていただきました。