親は自分の限界を尊重すべきだ
親は今夜少しやさしくなれるだけで、ものすごく優しくなれるわけではない
そのときの自分の本当の気持ちを受け入れることが大切だ
子供たちには正直に接するのが一番良い
これは、ギノット先生の言葉です。
自分の本当の気持ちに気づいていなかったために・・・。
「やさしいママになりたい」では、一つの事例が出てきます。
アイスクリームを食べに連れて行ってくれる約束だった父親に仕事が入り、母親が代わりに子供たちを連れていくのですが、最後には大騒ぎになってしまった事例です。
「早く決めなさい」
「ほら気をつけて! アイスが座席の上にたれる!」
「好きな味がなかったからって、そんなにギャーギャー騒がなくていいでしょう。」
これは、母親が自分の気持ちを間違って判断したから起こったことです。子供たちのためにアイスクリームを食べに連れて行ってあげようと思ったけれど、本当は嫌だったのです。
これは、私にも経験があります。
子供たちが小さなころ、よく家族で出かけたのですが、とても楽しめる日とそうでない日がありました。よく考えると、そうでない日は、「自分の気持ちにふたをして、よい母になるために無理に出かけていた」日です。
睡眠不足だったり、体調不良だったり・・・理由はいろいろあったでしょうが、そういう「嫌だ」という気持ちで出かけても、やはり最後は楽しめなくて、子供にも「せっかくきてあげているのに」という態度で接してしまったように思います。
ただ、そのころの自分を振り返ると、自分のしたいことに全く無頓着だったのです。
私は、「本を読むこと」と「英語の勉強をすること、英語を使って仕事をすること」がこの上なく好きなのですが、この二つをできないで他のことを優先すると心が悲鳴をあげるのです。
今は、どんなに忙しくてもこの二つの時間を確保することを最優先にしているので、どんなに忙しくても、そして、どんなに緊急な物事を頼まれても、基本的には心が穏やかでいられます。子供たちのことで、どんなに忙しくても・・・です。
自分の本当に気づくことって、自分にとっても家族にとっても良いことだと思います(^^♪