いったいどんなことがあったのか、「聴き切る」スキルについてご紹介しました。
聴き切るためには、「聴き分ける」ことが大事になります。
聴き分けるとは、「聴いて」違いを「区別」することです。
・根拠、意見
「今日は学校いやだった」「〇〇ちゃんは、私のことを嫌いだと思う。」
これは、どちらも子供の「考え」です。
事実を知るためには、そう感じる原因、理由、出来事など「根拠」が必ずあるはずです。
ですから、意見と根拠をしっかりと「聴き分ける」ことが大事なのです。
「何かいやなことがあったの?」
「どうしてそう思ったの?何か言われたりされたりしたの?」
など具体的に聞くことで、事実を把握することができます。
ただし・・・これはあとにも書きますが、あくまでも、まず最初に子供が発した意見は受け止めてあげることが必要です。
「今日は学校いやだった」→「そうなんだ、何かいやなことがあったの?」
「今日は学校いやだった」→「え?またそんなこと言って。どうしてそんなこと言うの?何かあったの?」
では、子供の受け止める印象が違うことはおわかりでしょうか?
受け止める、受け入れるというマインドはここでも必要です(^^♪