ママの心が癒されれば子供の心も癒される

ママの心の癒しをテーマに自分の学びを共有します(^^♪

能力を開花させるマインドセットの力

かなりお久しぶりのブログになりました。
今年は、3つの引っ越しや、家族の手術等々忙しく、免疫力が落ちたせいか、私も航空トラブルを抱えてしまい、担当する大学の講義6コマをやり抜くのが精いっぱいでした。
いろいろ落ち着いてまいりましたし、様々な経験を得て、自分の役割はやはり「教育」にあるとわかりましたので、再開させていただきます。
 
問題が難しいとやりたがらない子、そして難しい問題ほど目を輝かせる子、
一度の失敗でもうだめだと落ち込む子、失敗すると何がいけなかったのか考える子、
 
このちがいはどこからくるのか?
 
というキャロル・S・ドゥエック氏の研究をまとめた本です。
 
これから、少しずつご紹介できればと思っています。
 
「苦労せずに完璧にやりとげたい」と思っている女子学生のなかに鬱や不安、抑うつが蔓延しているという研究があります。
 
研究を紹介しながら、私自身の感想や考えなどをまとめていきたいと考えております。
どうぞよろしくお願いいたします。

正確第一「アナリティカル」

新年あけましておめでとうございます。

 

ソーシャルタイプ別のアプローチをご紹介をしていますが、今回は、「正確第一アナリティカル」です。

 

このタイプは本当にマイペースで、自己主張も感情表現もほとんどなく、空気を読まずに淡々と仕事をこなす職人気質です。

 

「空気を読まない」と書くと、マイナスにとらわれがちですが、この情報過多の昨今、そして多様な人がいる昨今では、実はこのタイプは貴重です。

 

きめられた仕事をきちんと一つ一つ終えていくことを好みます。

 

人に振り回されることを嫌いますので、一人でできる仕事を選びがちです。

自分の意見を伝えるときも、じっくり考えて返答する傾向が高いので、「打てば響く」対応は苦手です。総じて、意見は少なめですが、相手の意見を分析して、鋭く現実的な発言をすることもあります。

 

このタイプへのアプローチは、具体的な指示を出すことを心がけましょう。

また、ぎりぎりで適当に片付けるような仕事は基本的に苦手なので、急なオーダーや変更を嫌います。また、面談やミーティングで発言を引き出したい場合は、事前に議題や質問を伝えておくとよいです。

 

そして、この場合も質問は具体的に。

 

何を聞かれているのか、どんな意見を求められているのか、そしてその理由は?

という点が理解できないと意見を言いたがりません。

 

いかがでしょうか?

私自身、4つのタイプを紹介する過程で、我が家の子供たちはどれかなと考えていました。

 

どれもピンと来ない、もしくはどれも当てはまるという場合もあると思います。

 

最初の診断でどこに位置するかによって、同じタイプでも全く同じではないかもしれません。

 

私はほとんど真ん中なので、「バランス型」とも言えます。

相手や状況に合わせてその場で態度を変えていく傾向があるので、そうなのかもしれません。

 

 

どの傾向がよい、ということではありませんし、相手のタイプはこうだと決めつけて枠にはめるための理論でもありません。

 

ソーシャルスタイルは自分の特徴を知ることで、注意点がわかったり、うまくいかないタイプに対し、違いタイプの特徴をまねて対応するヒントになるかもしれません。

 

相手を知り、自分を知るための、あくまでもツールですので、対応力をあげるために活用してみてください。

 

人はみな違います。違うからこそ面白く、違うメンバーがチームになるからこそ、創造性あふれるアイデアも生まれてくるというものです。

 

多様性を楽しみながら、オリジナルのチームを作り上げている過程を楽しんでいきましょう。

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黙って俺についてこい「ドライビング」

生まれついてのリーダー気質で、戦略、勝負事が好きです。指示されるのは嫌いで、自分の道は自分で決めるし、相手に褒めてもらうことは求めていません。

 

このタイプの強みは

判断、決断が早い/打たれ強い/自己主張できる/ドライ

弱みは

褒めること、相手に合わせることが苦手

 

です。

 

このタイプへは、

「自分にしかできない」という感覚を与えることです。

仕事の意義と目的っをきちんと伝えたうえで、すべてを任せるとやる気を発揮します。

 

私は、このタイプの子供には、

・〇〇に合格した人の勉強法

・〇〇を達成した人の習慣

 

などの本を与え、基本的にはほとんど口出しをしませんでした。

 

このタイプは、頻繁に状況を確認されることも苦手なので、「この日までにこれとこれをやったおく」といった具合に日時と内容をある程度伝えて任せておくときちんとやってくれます。

 

そして、もし、自分がこのタイプだった場合は、自分の意見が最上だと思いがちで、頭の回転がはやく、仕事のできる人も多いので、ついつい「どうしてこんなこともできないんだ?」と相手のレベルに不満を感じて、一方的な指示になりがちです。

それで成果が出ているならば、よいのですが、その強さで人を傷つけている可能性もあるということは心得ておきましょう。

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俺に任せろ!

 

ソーシャルタイプ診断が終わったら

 

ソーシャルタイプの診断の目的は、

・相手を知り

・自分を知り

 

コミュニケーションをうまくとるコツをみつけることです。

 

例えば、

 

私は「エクスプレッシブタイプ」でした。(ほとんど真ん中に近かったのですが。)

 

このタイプの強みは、

楽しい/アイデア出し/行動力/周りを巻き込む/社交的/ノリと勢い

 

弱みは

忘れっぽい/飽きっぽい/ルーティンが苦手/地道な努力

 

です。

 

そして、注意点は、対話自体が苦にならない社交的なこのタイプは、ともすると「対話泥棒」になりがちです。

 

最初は聞いていたはずなのに、相手の話に反応して、つい自分の話を始めがちです。

話し始めると取り留めのない長話になり、自分は「話が盛り上がってよかった」と満足していても、相手は「ちっともこちらの話を聞いてくれない」と不満を募らせているかもしれません。、あた。沈黙が苦手なので、質問後に待つのが苦手です。思いつきで話すことも多いので、相手の話も自分が言ったことも覚えていくのが苦手です。

 

我が家の次女のタイプはエミアブル

 

強みは、

親切/優しい/気配り/サポート/思いやり/癒し

 

弱みは、

決断できない/プレッシャーに弱い/人前で話すこと

 

です。

このタイプには、周囲からどう見られているかを常に気にするエミアブルには、ねぎらいの言葉が効果抜群。何かを任せたら、「困ったら言って」ではなく、順調かどうか「どんな感じ?」とこちらから声をかけることが必要です。また、ストレートな会話は苦手なので、ストレスやプレッシャーをかけられた状態で意見を求められると、本音ではなく聴き手が期待している意見を口にする傾向があります。原則、柔らかい態度を心がけることが肝要です。

 

と、ここまでを振り返ると、普通にしているとエクスプレッシブな親とエミアブルの子供の場合、子供に相当のプレッシャーがかかることがわかります。

 

なので、親の私としては、

 

・できるだけ子供の話を聴く

・待つ

・どんな感じ?と声をかける

 

ことが大事なわけです。

 

私自身は、「困ったら言って」がデフォルトですし、自分もそう言われるのがいちばん楽なのですが、次女にそれをやってしまうと意思疎通がはかれないわけです。

 

と、こんな感じで

 

・相手を理解

・自分を理解

 

してコミュニケーションの仕方を考えるということをソーシャル診断をもとに考えてみると、ほんの少しの工夫でコミュニケーションがスムーズになると思います。

 

我が家は子供が3人いるのですが、

全タイプそろっているので、またそれぞれのタイプに対する親の私のアプローチの仕方を今後考えてみたいと思います。

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子供たちはどんなタイプかな?

 

ソーシャルスタイル 相手を理解する

自分の子供や、会社の部下、ママ友などいろいろな人がいますよね。

 

「あんな言い方しなくてもいいのに。」

「何を考えているのかわからない。」

 

自分の意見をはっきり言う人もいますし、自己主張が苦手な人もいます。

コミュニケーションの取り方も人それぞれ。

1970年代の社会学者 デイビッド・メリルらが提唱した「ソーシャルスタイル理論」は相手への理解に役立ちます。

 

診断はこちらからできますよ(^^)/

 

ソーシャルスタイル診断(無料)あなたのスタイルは何?相性や適職もわかる (questi.jp)

 

まず、自分のスタイルを知り、相手のスタイルを知ることから始めましょう。

家族ですと、相手に合わせたアプローチが必要になりますし、これからチームを構築していくビジネスリーダーでしたら、4つのタイプの人をチームに取り入れれば最強のチームになるかもしれませんね。

 

理解者になるということ

「理解者」になるために重要なことは「相手の話をきくこと」ということは繰り返しお伝えしてきました。

 

どんな内容であれ、まずは相手の言い分を否定せず、口を挟まず、しっかりと聞き切ることはとても大切のです。

 

ただ、ひたすら受け身で耳を傾ける、ということではないという点は注意しましょう。

 

コーチングには「白紙の立場で」「中道」という点が大事なのです。要は物事をきちんと知ることです。

 

相手の言い分をしっかり理解しないまま、反論や意見を加えても上手なコミュニケーションは成り立ちません。だから、「聴く」のであって、それをすべて受け入れるということではなく、しかし、相手は「自分のことをよくわかってくれている」と相手が思える存在になるということです。

 

まさに「中道」ですね。

 

相手にきちんと言葉を届けたいのなら、相手の意見を聴き切って、相手を知ってから適切な言葉を伝えた方がうまくいきます。たとえ、ネガティブな話でも、愚痴や文句にしか思えなくても、聞き切る価値は必ずあります。

 

例えば、

 

子供が、学校の行事のグループの話し合いで困っていたとします。

〇〇ちゃんは、人の話をきかない、▶▶ちゃんはこうしたいけど◆◆は、全部自分の思う通りにしようとする・・・などなど。

 

それは、全部一度は聞きます。

 

子供の心のごちゃごちゃを一度は受け止めてあげて、次にそれを整理する言葉がけをすることが大事です。

 

「なるほど~。〇〇ちゃんは、どう伝えたら聴いてくれると思う?」

「▶▶ちゃんが、本当にしたいことってなんなのかなあ。」

「◆◆は、どういうふうにしたいのかなあ」

などです。

 

そして、最後に「あなたはどうしたいの?」と聞くことが肝要です。

 

ここまで来てお分かりいただけましたでしょうか?

 

・相手の話を否定せずに聞くのは、のびのびと考えさせるため

・聴き手に対する必要のない反発をおさえて、自分自身の思考に集中させるため

 

なのです。

 

愚痴や不満を話してもらうことによって、相手の状況を理解すると同時に、実はその裏に本人も気づかぬ改善意識や理想の未来像が潜んでいるのです。

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コーチングマインドの前提 あなたの心は癒されていますか?

コーチングをしていくには、相手の本音、(親子コーチングの場合は子供)を引き出して、ゴールへと導いていく必要があります。

 

この場合、「相手にとってどんな存在になるか」という視点です。

 

考察するポイントは、「相手はなぜいうことを聴かないのか」「どうしたら心を開いてくれるのか」を考えるのではなく、「自分が誰かに指摘されて、従わないのはどんなときか」「自分だったら、どういう人に心を開くか」という点です。

 

一言でいえば、つまり「相手の理解者になる」ということです。

 

この理解者になるには、どういう姿勢が必要か、ということについてはまた次の機会に譲るとして、さて、相手のことを理解するには、実は自分のことを理解しておく必要があります。

 

自分のことを理解するとは、どういうことか、というと「自己客観視」ができているということです。

 

そして、自分について理解し、自分がこれからなすべきことを理解していることが必要なのですね。

 

例えば、神様が自分をみて、「ああこの人は世の中や自分の属するコミュニティをよくしようと頑張っているな」「この人の考え方は合格点だな」と思える自分であるかどうか、という点が大事なのです。

 

わかりやすい言葉で言えば、自分の心が癒されて、中道、フラットな状態で相手と立ち向かえるかという点が必要ですね。

 

別ブログで「コミュニティクラッシャー」について書いたのですが、自分で知らずに承認欲求を出していると、それは中道とは言えません。心が癒されている状態ではないのです。

コミュニティクラッシャーは極端な例ですが、自分にこんな傾向がないか、知らず知らずに承認欲求がないかどうか、☑してみてください。

 

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