お久しぶりです。
ほとんど夏バテの日々を過ごしていました。
仕事のひと段落して、食欲も少し戻り、今日は少しアウトドアも楽しめたので
ブログの更新をしよう!と思い至りました。
・問題が難しいとやりたがらない子ーこちこちマインドセット
・問題が難しいほど目を輝かせる子ーしなやかマインドセット
「人生は一冊の問題集」しなやかマインドセットの人を増やして世の中を美しくしたいMaryです。
今日は、『やればできるの研究』の著者であるドゥエック先生に届いたある世界レベルの競泳選手からの手紙をご紹介します。
拝啓 ドゥエック先生
私はずっと、自信が持てなくて悩んできました。コーチにはいつも「100%自分を信じろ。疑念の入り込む隙を与えるな。自分が人より優れている点だけを考えろ。」と言われました。でもどうしても、自分の欠点や、試合で必ずやらかす失敗のことが頭に浮かんでしまう。自分は完璧だと思おうとすればするほど、ますますだめ。そんなとき先生の本を読んで気づいたのです。失敗から学んで前進することだけに専念するばよいのだと。それ以来、私はすっかり変わりました。欠点があるなら、治せばよい。ミスを犯すのを恐れることはない。そう思えるようになりました。それを教えてくださった先生にお礼を言いたくてお手紙を差し上げました。どうもありがとうございました。
敬具
ちょうど、私はある詩篇を読んでいて「滑って転んでわかることもある」という内容に共感したところだったので、とにかく前進しようとする気持ちが大事なんだなと改めて確認させていただきました。
私たちはどうしても、完璧だと思える世界を作り上げたくなります。パートナーを選ぶとき、友達を作るとき、人を雇うとき、自分には欠点などないと思わせてくれる人を選ぶこともできますが、それでは、人間的な成長は望めません。
『自分が成長できるか』『相手を成長させてあげられるか』という視点が大事で、それには完璧ではなく、失敗をも次につなげるマインドセットを持つ人同志がつながることができたらいいですね。
テストで赤点をとった、人に冷たくあしわられた、ー自分の置かれた立場をありのままに認めて、自分の人間的資質がそれで決まってしまうわけではないことを理解しましょう。
大事なのは、その体験から何を学んだか、あるいは学べるか、どうすればそれを成長に結びつけることができるか、そう考える習慣を今から身につけて「しなやかマインドセット」に自分の心をシフトしましょう。