最近、めまぐるしくいろいろなことがありまして、すっかり更新がご無沙汰になりました。
今、いじめ問題を含む教育関係のお仕事が水面下で進行中です。
公開できる時期がきましたらお知らせさせていただきますね。
さて、「子供のレッテルをはがす」ですが、我が家の次女について「生まれたときから反抗期」というレッテルを貼っていました。
ですから、次女はいつの間にか女王様のような態度を見せることが増えてきました。
ギノット先生の子育て講座に登場するリーの娘、スージーの事例は私も食い入るように読みました。
リーは、ギノット先生の「誠意あるまともな人間に育てるためには、誠意あるまともな方法を使わねばならない」という言葉を軸に計画を立てます。
リーの見習うべきところは「私は最初、衝動的に娘に厳しくしようと思いました。・・・その時ギノット先生の言葉を思い出したのです。」
子供をきつく叱ったり、お仕置きをしたり、好きなものを取り上げたりする方法は、手っ取り早い方法ですが、それでは子供と親の信頼関係が築けません。
リーがたてた計画は二つ。
①私はだれかに言いなりになることはない。
②スージーに別の自己像を築けるメッセージを送る。お姫様のスージーではなく、まともな人間のスージー、というメッセージ。
一進一退のリーの行動は、本当に子育ての現場のドキュメンタリーをみているようでした。
私もリーの二つの計画を参考にしました。
それでも、スージーはリーに悪態をつきます。(我が家の次女は、ちなみに悪態まではつきません。)
そんな中、リーが救われた言葉は
『親には、反応ではなく演技が必要だ。』という言葉でした。
この言葉を思い出したリーは「傷ついたり、保身したりしてエネルギーを無駄にするのはやめる。娘が変われるための行動をする」というふうに決意をするのです。
私も今、リーの実践を参考に行動をしています。
『タオルがないよ!』という娘には「タオルを持ってきてと言って。」
『あ~計算面倒くさい』「面倒くさいよね。でも、だから力がつくんだよね。努力する〇〇(娘の名前)は、すごいなと思うよ。」
反応ではなく『演技』を一所懸命している最中です。いつか演技ではなく心からそういう行動を自然に取れる母親になれたらいいなと思います。
ギノット先生のレッスンには、一進一退を繰り返す母親の姿がリアルに紹介されているのがとてもありがたいです。