子供は、学校や地域社会でともすると「批判」にさらされます。
批判されて傷ついた場合は、親はサポートを与えることができます。
具体的には、
否定的な評価の言葉をどう行動すればよいかを示す言葉に翻訳してあげる
のです。
・『字が雑だ』→『同じ線の上に文字を書く』
・『計算力が弱い』→『もっと練習が必要』
・『マナーがなっていない』→『人の話が終わるまで待つ』『悪口を言わずに怒りを表現する』
などです。
そういえば、幼児には『前を向きなさい』ではなくて、『おへそを先生の方に向けて』
がわかりやすいと幼児教室の先生に伺ったことがあります。
私が、苦手な子育て記事で「親がやってはいけないNG」等のタイトルがあります。
キャッチ―な言葉を編集の方も選ばなければならないので、仕方ないのかもしれませんが、内容がNGの羅列だけだとどうにも救いようがないのです。
そんなとき、「こんな言葉の代わりに改善策を」という内容が盛り込まれていたらママも子供も救われるのになあと思います。
私が、ギノット先生の子育ての本を参考にするのは、こういう「具体的事例」がたくさん盛り込まれているからなのです。