今日は、こんな記事が気になりました。
わが子が褒められたのに… 親の「謙遜」が子どもの自己肯定感を下げる“ワケ”(オトナンサー) - Yahoo!ニュース
記事より引用します。
私「◯◯君はきちんと整理整頓ができていますね。素晴らしいです」 保護者「そうなんですか。家では散らかし放題なんですよ(笑)」
私「◯◯君は友達に優しくできますね」 保護者「えー、そうなんですか。家では兄弟げんかばっかりしているんですよ」
私「授業終了後、私のお手伝いをしてくれるんですよ」 保護者「えー、えー、えー、そうなんですか。家ではゲームばっかりして、お手伝いなんか全然してくれないんですよ(笑)」
私というのは幼児教室の先生です。
子供が褒められたのに、親がそれを謙遜というと聞こえがよいですが、否定してしまうので、子供たちの自己肯定感が下がるーという内容でした。
根本をたどって考えてみますと、保護者が子供を自分の所有物だとは考えていないまでも、子供の気持ち、人権、もっといえば魂を全く尊重していないことがわかります。
また、日本にありがちなのですが、子供を褒められると自分が褒められたような気分になる、子供がけなされると自分がけなされるようになると、完全に母子が一体化していることが起因していると思います。
賢いママは、子供がほめられたら「しっかりしているので、助かってます。」「ありがとうございます。」とまず受け止め、謙遜するのなら、自分を謙遜すると子供の気持ちが傷つかないのではないか、と考えました。
「私がいつもずぼらなので、しっかり片付けてくれて助かります。等々。
子供は、思ったより親の発言に敏感です。
子供の自己肯定感を育む視点はいつももっていたいと、私も母親なので、肝に銘じたいと思います。