「子供の希望をとりあげてはいけない、落胆に備えて心の準備をしてはいけない」というギノット先生の教えがあります。
ここで紹介されている事例は、8歳のDavidが「お金がほしいからバイトをしたい」と言い出したときの、ジャネットの対応です。
「何をばかなことを言っているの?8歳で仕事ができるわけないでしょう?」というのが多くの母親の本音だと思うのですが、ジャネットは「あら、そう」とだけ言うのです。
1時間後、電話帳を取り出して、片っ端から電話をかけ始めたDavidは「14歳以上になって労働許可証がなければ働けない」ということを、自ら学びます。
これは、ギノット先生の「他人の方が効果がある」という考えにも通じます。
具体的に、子供が忘れものをしたときに・・・。
すぐに学校に届けるかーそれとも、困って、学校の先生に叱られる方が子供のためになると思えるかー。と常日頃、ママたちが直面する事例で、実践できるレッスンだと思います。
我が家の場合ですか?
我が家は、長男、長女のときは「学校で叱られる方が子供のためになる」という姿勢を貫きました。次女は、少々完璧主義なところがあるので(彼女にとっては、忘れて親に届けてもらうということ自体がショッキングなことなので。)、いきなり叱られるのはダメージが大きいのではないかと考え、3度までは届けるけど、それ以上は届けないというルールをつくりました。
自主性については、
・希望をとりあげない
・他人の方が効果的なことがある
・質問攻めにしない
・子供に決めさせる
というレッスンがあります。